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MacBookAir(M1チップ BigSur仕様)にRuby、Railsをインストールする

MacBookAir(M1チップ BigSur仕様)を所持していますが、今回、RubyRailsをインストールしてみましたので、同じ仕様の方の参考になればと思います!

目次

 

1.PCの仕様

PC: MacBookAir(M1チップ仕様)

OS: BigSur Version 11.3



2.Rubyのインストール

2-1 rbenvのインストール

まず初めにRubyをインストールするにあたり、rbenvというものをインストールします。

<rbenvとは>

rbenvとは、複数のRubyのバージョンを管理し、プロジェクトごとにRubyのバージョンを指定して使うことを可能としてくれる便利なツールで、バージョン簡単切り替えツールといったようなものです。

Rubyをインストールする今どきのやり方はrbenvを使ったインストールがナウいようです。

 

rbenvインストール手順

❶アップルのデベロッパー(https://developer.apple.com/downloads/index.action) にアクセスし、command line toolsを検索して最新のソフトウェアをダウンロードする。

More_Software_Downloads_-_Apple_Developer.png

❷ダウンロード完了し、開くとパッケージがポップアップ表示されるのでこれをダブルクリックすると、インストーラーが起動し、インストール画面が出る。

Command_Line_Developer_Tools.png

❸ターミナルを開き、rbenvをインストールする。 Homebrewをインストールしている場合は、 brew update brew install rbenv でインストールができる。 Homebrewをインストールしていない場合は、以下記事を参考にインストールをしてください。

pomechan646.hatenablog.com

❹シェルにrbenvの初期設定をする。

rbenv initを実行すると、

# Load rbenv automatically by appending
# the following to ~/.zshrc:

eval "$(rbenv init -)"

が出てくるので(.zshrcにeval…を付加してrbenvを自動的にロードするようにする的なことが書いてある)、.zshrc※にeval…を追加します。

echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.zshrc

もしくはvim などで.zshrcに直接コードを入力する。

※OSによって.zshrcが.bashrcかもしれないので注意(echo $SHELLをたたくとzshbashかわかる)

以上でOKです🤔



2-2 rbenvを使ってRubyをインストールする

インストールできるバージョンの確認

rbenv install -listでインストール可能なバージョンのリストを確認できるので、まずは確認します。

ytakegawa_—_-zsh_—_100×35.png

出てきました。

もっとたくさん出てくるかと思ったが、結構少ない??

しかし、バージョンの下に何やら注意書きが。

ytakegawa_—_-zsh_—_100×35.png

翻訳すると、各Ruby実装の最新安定版のみを表示しています。すべてのローカルバージョンを表示するには、rbenv install --list-all / -Lを使用してくださいとのこと。

その通りにrbenv install --list-all / -Lしてみると

ytakegawa_—_-zsh_—_100×35.png

むちゃくちゃ出てきた!

とりあえずバージョンの確認はこれでOK!



Rubyをインストールしてみる

インストール前に、MacRubyがすでにインストールされているとのことなので、今Macで持っているRubyのバージョンを見てみます。

ruby -v

Cursor_and_ytakegawa_—_-zsh_—_100×35.png

バージョンは2.6.3のよう(バージョン2.6の安定版は2.6.7まで出ていたので既にバージョンが古くなっている)

次にrbenvでRubyをインストールしてみます。(とりあえず最新の3.0.1をインストール)

rbenv install 3.0.1

また、デフォルトのRubyのバージョン設定はrbenv global [バージョン]で設定できるらしいので、

rbenv global 3.0.1してからruby -vすると

ytakegawa_—_-zsh_—_100×35.png

最新版が無事インストールできていることが確認できた!!




3.Railsのインストール

3-1 railsインストール前にyarnをインストールする。

yarnはJavaScriptソフトウェアの依存関係を管理するプログラムとのことで、これがないとrailsはうまく動かないときがあります。

https://classic.yarnpkg.com/en/docs/install#mac-stable

yarnをインストールします。

npm install -g yarn



3-2 Railsのインストール

Railsをインストールします。

gem install rails --no-document (もしくは~/.gemrcに--no-document書き込みしてgem install rails



3-3 インストールの確認

rails -vでバージョンが確認できればインストール完了です!



以上、RubyRailsのインストール手順でした。



参考になればと思います!




それでは!!